メタルマックス3をクリアした
17年ぶりにメタルマックスシリーズの新作が出たと言うことで、早速買ってプレーしました。買ったのは1,2のサントラ付きのLimited Edition*1。リターンズもサーガもやっていないので、本当に久しぶりにこのシリーズの雰囲気を楽しめました。とりあえず、2週目をクリアしたので、そろそろ感想をブログにアップしようかと思います。
- 出版社/メーカー: 角川ゲームス
- 発売日: 2010/07/29
- メディア: Video Game
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メタルマックスシリーズとは?
メタルマックスシリーズは、高い自由度を持ったシナリオと、戦車のカスタマイズが特徴のゲームです。通常のRPGでは経験値を貯めてキャラクタをレベルアップさせることがメインになります。このゲームでは、そういう通常の成長もありつつ、戦車を入手してパーツを取り替えたり、改造したりしながら徐々に強くなっていくという独特のシステムを組んでいます。
この戦車システムは、ダンジョンや町のマップなどでも活かされています。ダンジョンやマップ上には戦車が通行できない箇所があります。戦車から降りて戦車が通行できない場所を攻略して何らかの操作を行うと、戦車が通行できるようになってボス戦に挑めるようになる(人間でも行けますが、大抵負けます)というような仕掛けが準備されています。戦車に乗ると飛躍的に強くなり、絶大な安心感がありますが、戦車から降りなければならないダンジョンの攻略は、かなりの緊張感があります。
自由度の高いシナリオも特徴の一つです。このゲームは全てのイベントをこなしてゲームクリアをしようとすれば、50時間くらいは優にかかります。しかし、ゲームクリアに必要なイベントはおそらく10時間程度でこなせるのではないかと思います。実際に10時間でクリアするためには、相当効率よくキャラクタと戦車を強化しないといけないでしょうが、80%のゲーム要素は本筋から蛇足と考えてもいいでしょう。
主人公や戦車の状態を引き継いで2週目を遊ぶこともできるのですが、特殊なアイテムと特技を使ったパーツの限界を超えた改造を行う改造ゲージツで改造を極めたり、賞金首が落とすレアアイテムや道ばたに落ちている強力アイテムを狙ったり(複数の種類がある上にランダムで☆の数が変わって強さが変化する)、ゲームクリア後の方が楽しみが多いとも言えます*2。
成長する戦車「バイオタンク」とかニヤリとしてしまうような仕掛けがたくさん施されているのも本シリーズの特徴でしょうか。
感想
先にも書きましたが、ゲームとしては、前作の2と同等か上回っている「正常進化」を思わせる作品でした。スーファミ時代を思わせるレトロゲーの雰囲気があるのも従来からのファンとしては好印象です。届いたのは7/30くらいでしたが、その直後の土日でプレー時間が38時間(1日19時間!?)に達しました。生活崩壊寸前でしたが、面白いゲームだったと思います。
一つ残念なのは、音楽が2からの使い回しが多く、DSの残念音質も相まって微妙に退化しているように感じられたことです。アレンジや新しく作られた曲が特に悪いというわけではないのですが、仮に17年後に続編を買うとして、サントラを購入する意欲が湧くかどうかは・・・。システムが正常進化していただけに、残念なポイントだったかもしれません。
このスタッフで次回作を期待したいところですが、売れたのかな〜???
最後にお世話になったサイトを紹介します。