CM のありかた
テレビ CM について面白いエントリがありました。要約すると、昨今、テレビ番組が盛り上がっている時(クイズ番組なら回答の直前とか)に出される CM(エントリでは山場 CM と呼んでいる)は、消費者の印象が悪く、広告効果か無いか逆効果というものです。フランスやアメリカではこのようなことはなく、日本特有の現象とのことです。
エントリの内容は割と納得感があります。そういえば、我が家の両親なんかはいつも CM に文句を言っていますし、CM が終わった後、「あれ、この CM って何の CM だったっけ?」みたいなことになります。もちろん、「腹が立つ」って言ってチャンネルを NHK に回すこともしばしば。(最近は NHK も番組宣伝がありますけどね。)
日本特有ということですが、日本ではまだまだテレビ放送は寡占状態にあるので、こうしたやり方をしても視聴者は乗り換えることがそうそうできませんから、こういうテレビ局の横暴なやり方がまかり通るのでしょう。この手のテレビ番組を作っている人たちは、こうした視聴者の心理に詳しい人たちだと思います。こうした問題は理解していなかったのかというと、理解していたでしょうから、ある種 CM の出し手をだましていることになります。
こうした問題は広く世の中に知られるようになるといいですね。