平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

ピアノをこよなく愛するエセRubyistが適当に書き綴ります

クラシックにも派生創作で賑やかな時代があったんだよな

シューマン作曲リスト編曲の「献呈」を弾いたので、ニコニコ動画にうpしました。この曲はシューマンの歌曲をリストがピアノ向けに編曲したものです。「派生創作」ですね。シューマンとリストは同時代の人ですから、どうやって権利処理をしていたのか*1興味津々ですww。

リストは編曲が多いことで知られていますが、クラシックでは別にリストに限らず編曲と銘打っていなくても当時の流行歌や定番メロディーを使った曲はたくさん作曲されています。クラシックは結構派生創作が活発なんですよね。

まぁ、今の時代だとクラシックの世界でたとえばベートーベンの曲をアレンジしてクラシックとして演奏すると白い目で見られそうです。変なオリジナル信仰がついちゃっているというか、クラシックにとっては息苦しい時代なのかも。

# 私はアレンジのスキルを持たないのであまり関係ないですけど。(^^;;;

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*1:著作者人格権みたいなものはなかったとしても、19世紀でも盗作に関する裁判とかはあったっぽいので、何らかは必要だったんじゃないかとか思うわけですが。