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平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

ピアノをこよなく愛するエセRubyistが適当に書き綴ります

コピトレ公開から五ヶ月がたった

作品間の関係を追跡するシステム - コピトレの公開日が 2008/2/11 の深夜(2/12 早朝)なので、公開から五ヶ月が経過したようです。例によって淡々と開発は続けられているので、定例の開発報告をします。

コピトレとは、ユーザー生成型のコンテンツの一次創作物(=「元ネタ」)の情報を補足するサービスです。二次創作や既存コンテンツの二次利用の多いユーザー生成型のコンテンツの元ネタ情報を辿りやすくすることで、一次創作物の作者に利益還元しつつ、コンテンツをより深く楽しめるようにすることを目指しています。

実施した機能拡張

ここ一ヶ月で実施した開発項目は以下の通りです。

  • 組み込みモードの実装
  • JASRAC 作品コードの入力
  • 作品・作者・ライセンスにポジショニングマップと相関図を作成できるようにした

その他、細かい点でのバグフィックスピアプロの作者情報を収集できない件の対処など)を行いました。

組み込みモードの実装

サイトの URL に「embed=true」というパラメータが含まれていると、コピトレのヘッダやメニュー等を表示しないようになりました。id:AOI-CAT さんがニコニコ動画のページにコピトレの情報を iframe で組み込む GreaseMonkey スクリプトを作成してくださったので、それに対応する形で実装されました。

本機能は、コピトレを組み込む多くのケースで有用だと思われます。ただ、組み込みモードでもコピトレ内の多くの操作を行うことはできますが、一部操作によっては組み込みモードが解除されてしまい、ヘッダとメニューが表示されてしまうバグがあります。現在対処中です。

JASRAC 作品コードの入力

これはかなり最初期からあった要望ですが、コピトレの作品情報に JASRAC 作品コードを入力できるようになりました。JASRAC 作品コードが入力されていると、作品情ページとライセンス分析ページでJASRAC 管理下の作品であることを表示します。

作品・作者・ライセンスにポジショニングマップと相関図を作成できるようにした

拙作 Kodougu というサービスと連携して、作品・作者・ライセンスにポジショニングマップと相関図を作成できるようにしました。本当は相関図を使って作品間の関係を閲覧・編集する機能の実装を考えたのですが、開発時間が十分に取れないことと、ユーザビリティ的にあまりメリットがないという理由で後回しにしています。

以下、図の例です。

詳細は以下を参照してください。

今後の予定

さて、今後の方針の軸として考えているものは以下の通りです。(あとはユーザビリティか。。。いい加減手をつけないとな。)

  • 対応サービスの拡大とサイト横断的な機能の拡充
  • 作成ツールに機能追加することで、作品作成時に派生関係追跡情報を取り出す機能の検討
  • 派生情報の見せ方の工夫
対応サービスの拡大とサイト横断的な機能の拡充

客観的に見て、ニコニコ大百科やニコニ・コモンズによって、ニコニコ動画に関する著作権情報の追跡はコピトレである必要はないかなとは考えています。ただまぁ、ニコニ・コモンズの著作権追跡は権利的にきれいなものしかできないはずなので、コピトレはもうしばらく必要かなーとは考えています。

コピトレの魅力は割とどんなサービスの情報でも登録できてしまうことなので、ピアプロだとか zoome だとか pixiv だとかもっと他のサービスに目を向けて対応していくようにすることと、サイト横断的な機能をもっと拡張していくことで魅力を保てると良いなと考えていますが、今特にアイディアを持っているわけではありません。

作成ツールに機能追加することで、作品作成時に派生関係追跡情報を自動的に登録する機能の検討

最近、ウェブ上で何かを作成するツールが増えてきました。たとえば、ウェブ系のお絵かきツールであれば人が描いた絵を改変して新しい絵を描くみたいな派生関係も見られるようになっています。何らかのツールで作品作成時にコピトレと連携して派生関係追跡情報を自動的に登録するということを実験的に行おうと考えています。

といっても、この辺は来月までに成果が出るやら。

派生情報の見せ方の工夫

よく言われるのは、「期間を区切って派生情報の増減を見えるようにして欲しい」という要望です。つまり、「今月よく利用されている作品は何か」「先月流行っていたこの作品は今月はどうか」などを見えやすくする機能ですね。

この辺は実装すればできることなので、手早く実装する予定です。