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平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

ピアノをこよなく愛するエセRubyistが適当に書き綴ります

ヒストリエ vol.4

一年半ぶりにヒストリエの新刊が出ました。昨日本屋で見つけて買いました。

ヒストリエ(4) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(4) (アフタヌーンKC)

ヒストリエは、アレクサンダー大王(アレクサンドロス三世)に書記官として使えたエウメネスという人物を描いた歴史漫画です。作者は岩明均です。寄生獣で有名ですね。最新刊まで(1 〜 4 巻)では、エウメネスの少年〜青年期(アレクサンダー大王と出会う前)を描いており、歴史上に登場する前とあって、かなり創作を交えているようです。本作の魅力は、時代設定と主人公選択の面白さもありますが、登場する人、風景、物語が丁寧に描かれていることに尽きるでしょう。まだ登場人物すら出揃っていないこともあり、物語を動かすキャラクタはエウメネスしかいませんが、だんだんと関係しそうな人物が増えてきたので先が楽しみです。

漫画の中では一位二位を争ってオススメな本作ですが、あえて欠点を上げれば制作がゆっくりとしていることでしょうか。ヒストリエの制作はアシスタントを使っていなかったような気がする(どこで見た情報か失念)ので、制作速度がゆっくりなのはしかたがないところです。その分、他の漫画家では考えられなくらい良質な漫画を楽しむことができます。現在の漫画家で言えば、職業系(プロフェッショナル系)漫画家の最高峰が浦沢直樹だとすれば、アーティスト系なら岩明均は最高レベルではないでしょうか。(そういえば、井上雄彦(スラムダンク、バガボンド)は、どちらの要素も兼ね揃えているように思います。)
ここでいう職業系というのは、安定して一定量の作品を供給する漫画家のことです。浦沢の場合は質もものすごく高いので、職業系だからといって質が低いってことは無いです。

さて、そんな事情もあり、書店でヒストリエの新刊を見つけたときに目を疑いました。「なんで見たことのない表紙のヒストリエが売っているんだろう・・・。」みたいな感じで。もはや新刊が出たことさえ信じられない(笑)。事前にヒストリエが発売されることを調べていなかったので、喜び倍増、速攻で買いました。